【Windows11】固定IPアドレスに設定する方法

Windows11を固定IPアドレスに設定する方法を紹介します。

Windows11を固定IPアドレスに！

通常、コンピューターがネットワークに接続すると、ローカルのDHCP（Dynamic Host Configuration Protocol）サーバーから動的IPアドレスが自動で割り当てられます。

唯一の問題は、再起動やIPのリース期限が切れたときに、アドレスが変わる可能性があることです。これが原因で、ポート転送やリモートデスクトップなどのサービスが正しく動作しなくなることがあります。

固定IP（静的ネットワーク構成）にすれば、常に同じIPアドレスが維持されるため、ネットワーク経由でアクセスするサービスをホストするのに最適です。

Windows11でネットワーク環境を安定させたい場合や、特定の用途で固定IPが必要な場合に、設定方法を知っておくと便利です。

そこで！ 今回はWindows11を固定IPアドレスに設定する手順をわかりやすく解説します！

固定IPアドレスに設定する

Windows11を固定IPアドレスに設定するには、以下の操作を行ってください。

1. まずは、準備として使用しているネットワーク環境をチェックしましょう。

2. タスクバーの検索ボックスに「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを起動します。

   

3. コマンドプロンプトが起動したら、ipconfigと入力し、Enterキーを押します。

   

   IPアドレス	192.168.0.12
   サブネットマスク	255.255.255.0
   ゲートウェイ	192.168.0.254

   チェックしたネットワーク環境は後で使用します。しっかりとメモっておきましょう。

4. これで準備完了です。

5. タスクバーの検索ボックスに「コントロール」と入力し、コントロールパネルを起動します。

   

6. コントロールパネルが起動したら、「ネットワークとインターネット」をクリックします。

   

7. 「ネットワークと共有センター」をクリックします。

   

8. 有線接続の場合は「イーサネット」をクリック、無線接続の場合は「Wi-Fi」をクリックします。

   

9. 「プロパティ」をクリックします。

   

10. 「インターネットプロトコルバージョン4（TCP/IPv4）」を選択し、「プロパティ」をクリックします。

    

11. 「次のIPアドレスを使う」をクリックします。

12. 「IPアドレス」などの必要事項を入力しましょう。

    

13. ここでは次のように入力しています。

    IPアドレス	192.168.0.100
    サブネットマスク	255.255.255.0
    ゲートウェイ	192.168.0.254
    優先DNSサーバー	8.8.8.8
    代替DNSサーバー	8.8.4.4

    冒頭でチェックしたネットワーク環境を参考にし、IPアドレスは末尾だけ（ここでは「100」の部分）を変更。サブネットマスク・ゲートウェイは同じように入力。DNSサーバーはGoogle Public DNS（8.8.8.8と8.8.4.4）と入力しておきましょう。

14. 入力したら、「OK」をクリックします。

15. これで固定IPアドレスの設定は完了です。

以上で操作完了です。