Windows11のモダンスタンバイ(S0)を無効にする方法を紹介します。
モダンスタンバイ(S0)は、Windows 11およびWindows 10で提供されている省電力モードです。
このモードはデバイスのバッテリー寿命と起動時間を改善し、デバイスがスリープ状態から迅速に復帰しながら、更新、通知、その他のバックグラウンドタスクを処理できるように設計されています。
ただし、モダンスタンバイ(S0)は発熱やバッテリー性能の問題が発生することがあるので、本記事ではモダンスタンバイを無効にする手順を解説します。
モダンスタンバイが有効になっているか?を確認する
モダンスタンバイが有効になっているかどうか?を確認するには、以下の操作手順を行ってください。
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検索ボックスに「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを起動します。
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次のコマンドを実行し、有効になっているかどうか?を確認しましょう。
powercfg /a
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「スタンバイ(S0低電力アイドル)ネットワーク接続」と表示されたら、モダンスタンバイが有効になっています。
モダンスタンバイを無効にする
モダンスタンバイを無効にするには、以下の操作手順を行ってください。
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検索ボックスに「regedit」と入力し、「レジストリエディター」を開きます。
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次のパスに移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power
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右側で右クリックし、「新規」→「DWORD (32 ビット) 値」を選択し、名前を
PlatformAoAcOverride
にします。 -
作成した「PlatformAoAcOverride」をダブルクリック、値を「0」に設定し、「OK」をクリックします。
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変更を適用するためにパソコンを再起動します。
以上で操作完了です。これでWindows11のモダンスタンバイは無効になります。
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