Windows 11 26H2(2026 Update)は、2026年9月30日(米国時間)にリリースされた最新の大型アップデートで、安定性・セキュリティ・AI機能の強化を中心に、より快適で効率的な体験を提供します。
Windows 11 26H2について
- OS: Windows 11
- バージョン: 26H2
- 一般名: Windows 11 2026 Update
- ビルド: 26300
- リリース日: 2026年9月30日
- サポート終了日: 2028年10月10日
Windows 11 26H2の新機能
Windows 11 26H2 新機能の概略です。
セキュリティ機能の強化
- 管理者保護 (Administrator protection): JIT(Just-In-Time)管理者権限とプロファイル分離を提供し、権限昇格攻撃に対する保護を強化します。
- Sysmon 機能の内蔵: 脅威検知に必要なシステムイベントログを収集できるSysmon 機能が標準搭載されました(デフォルトはオフ)。
- Smart App Control の利便性向上: クリーンインストールを実行することなく、設定の ON/OFF 切替が可能になりました。
- 生体認証と耐量子暗号 (PQC): Windows Hello 拡張サインインが対応する外付け指紋センサーに拡張されたほか、NIST標準化の ML-KEM や ML-DSA などの耐量子暗号アルゴリズムに対する API サポートが追加されました。
- ドライバーセキュリティ: カーネルにおける信頼方式が見直され、クロス署名ドライバーのデフォルト信頼が廃止されました。
管理およびデプロイの拡張
- Windows Autopilot: デバイスアソシエーションをサポートし、登録前の信頼できるデバイス特定やポリシーの自動適用を支援します。
- 設定のバックアップと復元: 初回サインイン時の設定復元機能が、Microsoft Entra Hybrid Joined デバイス、Cloud PC、マルチユーザー環境へ拡張されました。
- ポイントインタイム復元: PC 全体(アプリ、設定、個人ファイル)を直近の自動復元ポイントまでロールバックできる回復オプションを提供します。
- Arm64 向け RSAT 対応: サーバーマネージャーや Active Directory 管理ツールなどのRSAT(リモートサーバー管理ツール)が Windows 11 Arm64 デバイスで利用可能になりました。
- ポリシーに基づくアプリ管理: グループポリシーを通じて、標準インストールされている Microsoft アプリの削除や、アプリと Windows Update の連動更新(オーケストレーション)が可能です。
ユーザー体験・生産性とアクセシビリティ
- エクスプローラーの AI 機能強化: 画像編集や OneDrive / SharePoint ドキュメントの要約を行うAI アクションが追加されたほか、対応アーカイブ形式の追加やパフォーマンス向上が図られています。
- Windows 検索とタスクマネージャー: 検索プレビュー表示や誤字認識の精度が向上し、タスクマネージャーではNPU(使用率・メモリ)の可視化や AppContainer アプリの識別に対応しました。
- スタートメニューとタスクバー: スタートメニューの新しい表示ビューやサイズ指定、タスクバーの位置変更や小型タスクバー表示など、カスタマイズ性が向上しています。
- アクセシビリティの向上: 拡大鏡やナレーターのナビゲーション改善に加え、Copilot+ PC では自然言語コマンドや背景ノイズを低減するVoice Isolation(音声分離)に対応しました。
参照:An IT pro’s guide to Windows 11, version 26H2 - Windows IT Pro Blog